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 世界情勢
反帝国組織ペルソナ壊滅!
パシール捕縛(画:美原海月/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:美原海月
(左上から) メラハ=チチャック・スディ・プルシランガ/バティナ・サーガラ/バシール
発行元:タルザニア帝国ラムアール方面軍
 昨年末よりラムアール城(旧ガメロッツ要塞)〜エンブリオ周辺で暗躍していたとされる反帝国組織ペルソナであるが、このほどガメロッツ方面軍の活躍により見事鎮圧に成功した。
 鎮圧作戦は、ガメロッツ方面軍司令アストリア・ヴァーン・ラムアール少佐に全権限を与えられた軍事学生セシル・ブライト・ソーニャ少尉作戦立案・運営により実施された。
 リン・ベルティエ中尉率いる瑪瑙騎士団の一部も本作戦に加わり、ペルソナ首魁パシール捕縛に対し功績を挙げた。
 本作戦達成により、ペルソナに与していたメラ=スリガラ・ガラック・フィアナの捕縛も達せられた。フィアナなる女性は、前辺境伯サタクンタ伯をたぶらかした魔性のエイヴとして、偉大なるオーラフ2世陛下自ら捕縛命令が出されていた。
 フィアナなる女性は、見事、勅命を果たしたタルザニア貴族リリフィーナ・シルアリンにより帝都へ送られる予定である。
 本作戦達成により、地方軍の再評価が総参謀府で行われることが望まれる。ソーニャ少尉については、総参謀府招聘も検討されている。

 なお、ペルソナ副将とされるアピは捕縛を免れた模様。追撃人員を手配し、翌月には捕縛できる予定である。
ジャンル:冒険
関連地域:6.東部エイヴ

タルザニア軍、カサール通過権獲得!
発行元:タルザニア軍エイヴ戦役作戦司令部
 先月スルルフ市場にて、ムレカ戦役参謀長アドルフ・フュルスト・ドルンベルガー中将暗殺未遂事件が発生した。この暴挙に対して、実行犯である虎族にその非を責めると同時に宣戦を布告したばかりだが、聖地ロホロホ攻略上において重要な戦略拠点となるカサール岩窟の猿族を懐柔し、我が軍の通過を協力せしめることが必須とされていた。
 このたび作戦司令部は、カサールと隣接するスラン=グルング領主にして空晶騎士団長アダン・ベイヤー子爵と、その奥方であり同騎士団参謀長であるジュデッカ・ベイヤー夫人に交渉の全権を委任。ベイヤー子爵は、我が帝国軍の期待に大いに応え、カサールを従属させることに成功した。
 これを受けて、ロホロホ侵攻作戦令の補給線維持と橋頭堡設立のために空晶騎士団第1第3師団がカサールに進出。またスルルフより天藍騎士団第3師団が、ガメロッツ要塞より紅玉騎士団がロホロホを目指して移動を開始した。ロホロホ近郊では偵察に赴いた騎兵大隊と虎族との間に衝突が起きているとの報告もあり、友軍の支援と救助のためにも布陣が急がれている。
 なおベイヤー子爵は、カサール通過において一切の加害行為を禁止するよう各軍に通達している。ベイヤー子爵と空晶騎士団の名と誇りを汚すことなきよう注意されたし。
ジャンル:政治、軍事
関連地域: 5.東部エイヴ

アガーナ商会、非ルージョン式制御機構の開発に着手
発行元:アガーナ商会広報部
 我がアガーナ商会では、かねてより懸案であったルージョン供給問題に終止符を打つべく、ついに非ルージョン式制御機構の開発に着手することとなった。
 ルージョン式制御機構はアガーナ商会会長ナパナ・ビッタの全面的バックアップの元、提案者のジュゼッペ・テオドーロを筆頭に、アガーナ秘密工房の切り札的存在リースフィア・パルム・メア博士、アガーナ秘密工房のマスコット的存在エヴァンジェリン嬢らの参加が発表されている。
 なお、アガーナ商会では、同機構の開発に協力する技術者(魔法付与師)を広く募集するとのこと。有志の奮起を期待したい。
ジャンル:開発
関連地域: 10.ラグーン

紛糾?自治都市フームーンの今後
発行元:ヘックランド宮廷筋および、フームーン市民
 今、自治領フームーンが揺れている。
 ヘックランド北部の聖廟跡地近くにある帝国自治領、フームーン。彼の地が帝国側領主と聖廟難民側領主での合議によって治められ、帝国領でありながら名の通り自治を認められているのは周知の事実である。
 元々その成り立ちにより、先だっての帝国軍との戦いなど問題が絶えないところではあるが、先月、ヘックランド吏部によりソレイユ司祭が解任され、新たにパラサ・イーツィ氏が後任として送られたことにより、事態は大きく動き始めた。
 フームーン側はこの解任劇をヘックランドの勝手な介入と、パラサ氏の領府への立ち入りを許さず、完全独立を望む声が高まる事態に至っている。
 この問題はレアンを訪れているタルザニア帝国フィリップ王太子とヘックランド宮廷との間で設立された聖廟問題協議会でも取り上げられており、今後どのような展開を見せるかが注目される。
ジャンル:政治
関連地域: 3.ヘックランド北部


 タルザニア帝国
スペルシアで遠足
たのしいえんそく(画:司馬造/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:司馬造
登場キャラクター:アイラ・パルフェ/ミューク・ラクスタン/コルウス・クロッキオ/ロゼッタ/ジャンヌ・ツヴァイ
発行元:エルロイの家
『こんげつはえんそくに行きました。とってもたのしかったです。おわり』
『遠足は、どんなふうにたのしかったのかな? それがわかるともっといいわね。もうすこしがんばりましょう』
ジャンル:こども、開発
関連地域:8.バレーゼ西部

外務尚書代行決定
発行元:タルザニア帝国宮廷筋
 マードコアシティへ赴いたマウリッツ・アクセル・ローウェン公爵が本国へ帰還できない状況を受け、急遽外務尚書代行の選考が行われた。この外務尚書代行は外務尚書代行の補佐的役割をするばかりではなく、外務尚書が何らかの理由で外交が出来なくなった場合は外務尚書代行が替わって外交を行う。外務尚書代行は、反皇帝組織『ガブリエルの猟犬群』残党に関与したと言われるローウェン公爵が失脚した際、外務尚書へ格上げされる可能性を示していた。
 この外務尚書代行に選ばれたのはマミコ・ファーレンス。若干15歳の尚書は異例中の異例であるが、マミコの提案した外交方針が現在の外交方針に近かったことが大きな理由となった。他の候補者はエクシズ共和国との関係重視政策を取っていたが、エクシズ元首カルロ・オルセオロがストゥンガへの支援を開始。さらに「聖トライゴン再建議員連盟」にエクシズ外務委員長が参加する等、反タルザニア帝国行動が目立ち始めたことからタルザニアがエクシズとの距離を置き始めたというのが裏の理由だろう。

 しかしマミコは就任早々、爆弾発言を行っていた。
「ハイリンヒ・レジュアル公とアルフヒルト様の結婚なんていう政策はどうかな?」
ジャンル:政治
関連地域: 12.シュヴェーデン

ボイエ温泉で火災、暴動!
発行元:タルザニア帝国消息筋
 連続襲撃事件が沈静していたボイエ村で、今月中旬に村全体を襲う大火災と集団による襲撃事件が起きていたことが明らかとなった。
 犯人は、温泉接収計画の一員として村に派遣されていたフーゴ・オパーリンとその仲間と目されている。彼らは村の施設に放火した後、官僚団及び教団幹部を目標とした襲撃をかけたと報告されている。
 この襲撃で、湯治客23名、犯人側9名が死亡。また客や療養者の避難の際に若干の負傷者が出た模様。死亡者の中には、今月戦傷療養のため前線を離れ村を訪れたばかりの紅玉騎士団20名が含まれている。また、紅玉騎士団長アリーゼ・ヘリオドールが騒動の中、行方不明となっている。
 この事件に関して、財務尚書や典務尚書が直前に同村に対して動きを見せていることから、白百合派の陰謀を示唆する噂もある。これに関連してか、接収計画の監査役が近々帝都より派遣されるとのこと。
ジャンル:冒険
関連地域: 11.レジュアス

ジカルト鉱脈を求めて
発行元:事情通
『イクスプロイテート・アンツ(黒衣の乱掘蟲)』と呼ばれる雇われ鉱山技師の集団が、タルザニア帝国各地に出没しているらしい。
 目的は稀少鉱物であるジカルト鉱の鉱脈の探索とのこと。発見の暁には、ラファルツ工房と取引をしたいと考えているそうだ。
 同集団は、現在確認されているだけで9名。各人から一言ずつ頂いた。
アント・ロード氏「ミッショーン、アンダーグラーンド! 掘り出せばアリの巣、エキサイト!」
アント・エンペラー氏「ミッショーン、アンダーグラーンド! 本能トキメク〜行く〜、エキサイト!」
アント・カイザー氏「燃〜えるアクショーン! アンツ!アンツ!アンツ!」
アント・キャプテン氏「サティスファクショーン! イクスプロイテーション・アンツ〜!」
アント・キング氏「に、2番?」
アント・コマンダー氏「ミッショーン、アンダーグラーンド! 闇深きはたらき、ロックファイト!」
アント・チーフ氏「ミッショーン、アンダーグラーンド! 分厚くキラメク〜行く〜、ロックファイト!」
アント・チャンピオン氏「た〜ぎるパッショーン! アンツ!アンツ!アンツ!」
アント・フューラー氏「エフェクテューショーン! イクスプロイテーション・アンツ〜!」
ジャンル:開発
関連地域: 11.レジュアス

スペルシアに遠足?
発行元:挙動不審な男
 ここだけの話だが、帝国アカデミーのファクトリーの技術者連中が、今月、エクシズ共和国のスペルシアまで出かけていたらしい。
 ここだけの話だが、どうやら目的は遠足らしい。
 ここだけの話だが、どうやら遠足というのは口実で、その実、強制労働だったらしい。
 ここだけの話だが……な、何だ?
 あ、ああ、窓の裏に、窓の裏に……
ジャンル:開発
関連地域: 13.ギムリア


 ヘックランド
クトゥラ巡礼団出発
巡礼団ゴー(画:カザマ★ユニ/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:カザマ★ユニ
登場キャラクター:ルシリア・アルテミス/ミラ・ボーモント/レイ・リュード
発行元:マトス国教会
 かの異界都市クトゥラを探求する巡礼団が、今月半ば、若干の遅れを見たものの出発を果たした。ユーグ大司教により異端宣告を受けていたミラ・ボーモントら敬虔なマトス教徒およそ百名による集団は、今月中にかつての鉄笛城跡まで進んだもよう。
 真実を求める彼らは、定められた三ヶ月の活動期間内に如何なる成果を上げられるのだろうか。ユーグ大司教の理解ある英断に報いることが、彼らの信仰の証であろう。
■関係者談話
「はい、聖騎士団からこの私が派遣されている限り、教義に反する行動は起させません。仔細は全てガトー司祭様に報告を…おっと、これは監視ではありませんよ?」(聖騎士団員ボリス・サーパイア)
ジャンル:冒険
関連地域:1.レアン周辺

エマ・ジアン伯爵隠された嗜好明らかに!
発行元:宮廷侍女筋
 エマ・ジアン様っていらっしゃるでしょ??
 14歳だっていうのに、貴族派のリーダーとして祭り上げられて大変なのはわかるけれど、いっつも厳しい表情なのがと〜っても残念★ あの厳しい眼差しに刺し殺されたいっていう娘もいるんだけれど。
 そうそうそのエマ様が、このまえ笑っているところを見たっていう娘がいるのよ。なんでもタルザニアからやってきたというお菓子職人さんがよろしくやったそうよ……。もう悔しいって感じ。

 ……えっ? エマ様においしいお菓子を振る舞ったから笑い顔に? な〜んだ、エマ様にアタックするには甘いお菓子なのね。これからは私たちもおいしいお菓子作りでアタックしようっと。
 ところで、パティ・ポティロン様ってお菓子教えてくれるかしら??
ジャンル:政治
関連地域: 1.レアン周辺

魔法王国ヘックランド、ついに機甲兵開発へ
発行元:王立アカデミー放送部
 最近、なんだかタルザニア帝国からの亡命者が多いヘックランドですが、亡命者と共に新しい技術が入ってくるのは歓迎すべき事なのでしょうか?
 ともあれ、新たに入学を許されたフォルライツ・リアーナ氏が機甲兵製造の技術を応用して、マリオンの能力向上の研究を開始……って、それじゃあ「機甲兵開発」じゃないじゃない!
 あ、失礼しました。情報に誤りがあったようです。えー、新たな情報が入り次第、続報をお伝えしたいと思います。
ジャンル:開発
関連地域: 1.レアン周辺


 エイヴ諸部族
タルザニア帝国アルフヒルト・メンドーザ、エクシズ第一侯リリアス・エクシズを襲撃
危機一髪(画:美原海月/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:美原海月
登場キャラクター:リリアス・エクシズ/ハロルド・マッキンタガート/ミリル・カーテス
発行元:エイヴ雁族情報筋
 今月、聖地ロホロホを非公式に訪れていたスピネール第一侯家当主リリアス・エクシズ嬢が襲撃され、負傷するという事件が発生した。
 襲撃者は、タルザニア帝国紅玉騎士団アルフヒルト・メンドーザ。
 リリアス嬢が個人的に雇い入れた傭兵により、襲撃者を退散させることには成功したが、襲撃者は依然、聖地ロホロホ内の遺跡に潜伏している模様。
 聖地守護を担う虎族は、その誇りにかけて襲撃者の捕縛に当たるとのことだが、犯人が確定すればエクシズ共和国とタルザニア帝国間に新たな問題が発生することは想像に難くない。
 リリアス嬢はラグーン地方の民からの絶大な支持を得ており、共和国新政府の対応次第では、国家を二分しかねない大問題になる可能性も指摘されている。
ジャンル:冒険
関連地域:5.聖地一帯

〈綿尾っぽ〉戦術に興味津々
発行元:エイヴ雁族情報筋
 聖地ロホロホに住んでいる同胞の中でも、大族長に従う鷹族。その戦士長である〈綿尾っぽ〉が、今月ス=アス草原に飛んできていたらしい。
 どうも『戦術』とかいう、より多くの仲間たちと協力し合って手強い集団と戦うための方法を学びにきていたとか。相変わらず、その〈二つ名〉の〈綿〉の通り、水を吸収していくかのように『外』の知識を身につけていっているようだが……そのうち禁忌とされるものにも手を出しそうで周りは恐々としているみたいだな。まさか、いくらなんでも、そんなことはないだろうが。
 ん? それで彼女はどうしているかって? ロホロホにまでタルザニアの集団が現われたと聞いて、急いで帰っちまったぜ。
■関係者談話
「――勝つための方策があるものは、その知恵と力を私に預けてください」〈綿尾っぽ〉
ジャンル:政治・軍事
関連地域: 4.ムルカット周辺/5.聖地一帯

来月族長会議開催
発行元:大族長より通達
 来月、ス=アス草原にて族長会議を開催します。
 ムレカ壊滅及びタルザニア帝国による聖地ロホロホへの侵攻を受け、今後の各氏族、各部族の態度、立ち位置をお聞きしたいと思います。
 現在までの所属に関係なく、全ての部族の参加を希望します。

ストゥンガ大族長 笛雁族〈優しき五つ〉

ジャンル:政治・軍事
関連地域:4.ムルカット一帯


 エクシズ共和国
オルセオロ新政権、嵐の船出
閣議一コマ(画:海石真冴/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:海石真冴
カペサ・カンディレホ/カルロ・オルセオロ
発行元:エクシズ共和国議会筋
 新たに始動したカルロ・オルセオロ元首の新政権は、発足直後から大きな試練を迎えている。
 最初に行われた閣議では、野党要人を招き入れた結果か、バレナ反乱軍の扱いを巡って閣議決定が分裂、決議を求めるカンディレホ外務省委員長を押さえつける形で、新元首が閣議を見送っている。
 またフォーセリア国防省委員長は辞任を巡り元首と対立し、フォーセリア委員長が席を立つ事態が発生いている。消息筋によれば、2人の間にあった密約が反故にされたとの噂も流れている。
 その他にも、サン=ガーリアの利権を巡ってグラハム・オズワルド侯が、黒巾党問題を巡ってエルヴィーラ・ママドリア侯が、明確に反元首を宣言し、学者、錬金術師、神殿に対して、政府への協力を拒否するように訴えている。
 ママドリア侯においては、出入り商人セシリア・ガレノスの逮捕要求を巡って、憲兵隊と対立。現在、ママドリア邸宅に籠城して、憲兵隊と一触即発の事態を迎えている。ママドリア家には、繁華街の住民などが集まってきており、両者の衝突となれば、異例の大惨事となる可能性もある。

 尚、新政権閣僚は下記の通り。
 海務省委員長代理、ギル・ダーク
 財務省委員長ラル・ランドール
 科学技術省委員長セイル・レディウス
 工務省委員長アルフレッド・レディウス
 バレーゼ総督レギオン・ネハ・ヴィーア
 外務省委員長カペサ・カンディレホ
 技術院院長ケネス・テオドリック・シンクレア
 国防省委員長ゲラルグ・フォーセリア(辞任保留中)
ジャンル:政治
関連地域: 10.ラグーン

怪事件はヘルシナイト侯の祟り?
発行元:20区フーテイノ・ヤーカラ亭の噂
 おい、聞いたかよ。なんでもこないだの片目無しルージョン殺し…殺されたヘルシナイト侯の祟りだって話だぜ! 地獄から亡霊になって蘇ったとか…おお、恐ろしい!
 え、これで話は終わりかって?
 冗談じゃねえ、こんな恐ろしい話、これ以上できるかよ!
ジャンル:冒険
関連地域:10.ラグーン

クルス・フランベルク元帥昇格へ
発行元:エクシズ共和国元首府
 グーングルス伯爵依頼10年近く空位だった元帥位がクルス・フランベルクス閣下に授与されることが、大本営会議で決定した。
 それを受け早速フランベルク城に元帥府が設けられ、アテナ・ロサキ大佐、ブルーリーフ少佐らにより国防軍の再編が進められた。
ジャンル:軍事
関連地域:10.ラグーン

探検団、捜索隊派遣か?
発行元:金の羊探検団
 連絡の取れない探検団に対して、いよいよ捜索隊が派遣されるようだ。
 金の羊探検団の支援母体であるランドウ商会の動きがこのところ慌ただしい。来るべき戦争に備えてか、商会の船で足の速いものは軒並みドッグ入りし、調整・修理を行っているが、その中で最速を誇る高速帆船『スキッパー号』が早速とドックを離れ港にて出航準備を行っている。その積荷も交易品などではなく、食料、医療品といった航海必需品ばかりか、船の補修材なども積み込んでいる。
 しかし、これらの動きに関して商会に問い合わせてみたが会長のコメントはおろか、関係者の話も聞くことができず、商会内で箝口令がひかれている模様である。
ジャンル:冒険
関連地域: 10.ラグーン


 東バレーゼ地方
最後の咆吼? ピエリア要塞の攻防
ピエリア要塞(画:犬井抹子/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:犬井抹子
発行元:タルザニア帝国宮廷筋
 バレナ帝国皇帝クヴァス・メンドーザが籠もったピエリア要塞にて、タルザニア軍とバレナ帝国軍が激しい戦闘を行った。
 ピエリア要塞は、セディメンティアでも有数の難攻不落の要塞として知られている。元々はエクシズ共和国が北方のタルザニア帝国侵攻に備えて築かれた要塞だったが、今回思わぬ形でタルザニア軍は攻略する事になった。
 開戦前、メンドーザ大公領側から交渉団が最後の説得を持ちかける場面があった。説得に揺れるクヴァス皇帝だったが、暫定宰相代理に就任したアイル・マイノスがクヴァスへ決意を促した結果、交渉は決裂。タルザニア軍の進軍は開始された。
 しかしながら、難攻不落なピエリア要塞。到着が遅れた菫青騎士団は天然の要所で苦戦を強いられる。このまま、クヴァス皇帝はピエリア要塞で籠城戦に持ち込み、長期戦の様相を呈していた。
 だが、ここでバレナ帝国側は思わぬ展開に出た。
 突如バレナ帝国側はピエリア要塞を飛び出してマードコアシティ方面に居たバレナ大公領辺境軍へ攻撃を開始。菫青騎士団との挟撃を恐れたバレナ帝国側は、クヴァス皇帝を掲げての攻撃。まさに総力戦と言える戦闘になった。
 バレナ大公領辺境軍は完全に奇襲を受ける形になった。
 被害は大きなものとなってしまったが、デービッド・ヨルゲンセン率いるバレナ大公領辺境軍は決死の奮闘。見事、バレナ帝国軍を打ち破った。この戦いによりマイノス卿は死亡、クヴァス皇帝はタルザニア軍により身柄を拘束された。
 こうして、バレナ帝国はついにセディメンティアから消滅した。
ジャンル:政治、軍事
関連地域:9.バレーゼ東部

メンドーザ機甲兵学校、「機甲兵生産整備工場」化
発行元:タルザニア帝国軍総参謀府
 無事、反帝国製力の手より解放されたとはいえ、まだ混乱の続くピエリア要塞と機甲兵学校ですが、早くも復興に向けての一つの方向性が示されました。
 来月に完成が見込まれるテルミン炉、機甲兵学校で学んでいた技術者の卵たち、さらにバレナ帝国時代にアガーナ商会に発注した量産施設やテルミン炉などを利用し、新たな機甲兵の生産整備工場として再生される方向で、タルザニア帝国本国と、メンドーザ大公領側で調整が進められている。

ジャンル:開発
関連地域:9.バレーゼ東部

ブロイゼル占拠! 黒鯱残党の暴動
発行元:メンドーザ旬報
 ピエリア要塞に占拠していたバレナ帝国残党を倒したタルザニア軍だったが、バレナ帝国の火はまだ消えていなかった!
 本誌記者が独自に調査した所、ブロイゼル港を旧黒鯱騎士団残党が急襲。彼らは政府関連施設を次々と襲い、占拠に成功。ブロイゼル港の機能を麻痺させてしまった。このため、エクシズ商人及びタルザニア商人はブロイゼル港の使用ができない状態になり、一部商人に大きな影響が出ている模様。エクシズ商人の一部はエクシズ議員に対して状況打破を依頼しているという噂もある。
 本誌記者は、今回行動を起こした黒鯱騎士団残党の人間に接触することに成功した。
 読者諸氏には彼らの名前の声を聞いていただきたい。
「我々はクヴァス・メンドーザ陛下の名の元に決起した黒鯱騎士団である。このセディメンティアの大地にメンドーザ家の血が流れる限り、我々は存在し続ける。
 そして――バレーゼ人独立のために戦い続けるだろう。
 我々黒鯱騎士団はタルザニア、及びエクシズ政府に対してバレーゼ地方の独立を主張する」
 バレナ帝国黒鯱騎士団 ティファ・クラーケンベイル中尉
ジャンル:軍事
関連地域:9.バレーゼ東部


 戦況報告
聖暦914年5月末各軍配置図
聖暦914年5月末各軍配置図
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