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 世界情勢
マードコアシティ一部確保、なお続くエクシズ軍侵攻
マードコアシティ決戦(画:犬井抹子/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:犬井抹子
登場キャラクター:ドミンゴ・フェルナンデス/シグリア・グレンノート/バハムート・グーン
発行元:ビスカス商会
 7月中旬、エクシズ共和国国防軍はタルザニア帝国メンドーザ大公領マードコアシティへの侵攻を開始した。年始から繰り広げられたバレーゼ地方での戦いにおいて、ついにエクシズ側がメンドーザ大公領(旧バレナ帝國)の拠点へ土足で入り込むところまで事態は進展した形になる。
 戦況はエクシズ軍優勢で始まったものの、ピエリア要塞からの菫青騎士団雷鳴師団合流や、補給線の脆さから、長期戦の体を見せるに至った。
 エクシズ軍は西側の城門周辺を占拠し、来月の陥落を目指し意気揚々である。
 対する帝国軍は、ラファルツから到着した新兵器機甲砲で来月の反撃を目指すという。だが、弾薬や機体換装の都合上、実際の兵器運用としては再来月以降になるという報告もあり、帝國軍の劣勢は否めない。
ジャンル:政治・軍事
関連地域:9.東部バレーゼ

皇女アルフヒルト・アラリック誕生
発行元:帝都臣民の噂筋
「……聞いたか? あのアルフヒルト・メンドーザがこの帝都に来たらしいな」
「ああ。これで王位継承権第1位はフィリップ・フリート王太子からアルフヒルト・メンドーザに移るって訳か」
「違うぞ。アルフヒルトはオーラフ2世陛下の養女になる。だから、『アルフヒルト・アラリック皇女』となる訳だ」
「ん? じゃあ、オーラフ2世陛下がお亡くなりになられた訳だから次にアルフヒルト皇女が皇帝の座に即位されるというのか?」
「それがそうでもないらしい。何でもマウリッツ・アクセル・ローウェン公爵に『オーラフ2世陛下はご存命だ』とタレ込んだ奴がいるって噂だ。その真偽を確かめるまではアルフヒルト皇女の皇帝即位は延期するそうだ。その間、皇女はボイエ温泉へお出かけになるって噂だけど本当に忙しない皇女様だ」
「へぇ。
 バレナ帝国元皇帝クヴァス・メンドーザもこの帝都で発見されてメンドーザ大公領監察官アレクサンドル・グレイブ男爵と結婚するって話もある。このシュヴェーデンもメンドーザ大公領と縁があるようだな」
ジャンル:政治
関連地域: 12.シュヴェーデン

フームーン問題、一挙解決か?
発行元:ヘック宮廷
 前回取り上げた聖廟・フームーン問題についてだが、聖廟問題討議委員会の交渉決裂、タルザニア側の陽起騎士団の展開など、険悪な状態で終わった先月の状態から、劇的な変化があった。
 フームーンにて、ヘックランド礼部副長官ヘイザー・リッヒハルトと、タルザニア帝国外務尚書代行マミコ・ファーレンスが再度の交渉を行い、合意を得たのである。
 内容の要約としては、
 1.フームーンの独立都市化
 2.タルザニア軍の段階的撤退とその監視のためのヘックランド軍の派遣容認
 という、ヘックランド側にもかなり譲歩されたものである様子。
(他にもフームーン・聖廟問題以外で、技術者相互派遣や人道的支援のことがあるが、ここでは割愛する)
 後はタルザニア帝国、ヘックランド王国、そしてフームーン統治者の承認を得て締結となる様子だが、このまま締結となればフームーンを取り囲む状況は一変することは間違いなさそうだ。
ジャンル:政治
関連地域: 1.レアン周辺

聖地攻略一時撤退、休戦の噂は否定
発行元:タルザニア帝国エイヴ戦役参謀府
 虎族への宣戦布告によって始まった、エイヴの聖地ロホロホの攻略だが、一時撤退で各騎士団指揮官の意見が一致。カサール岩窟並びにスラン=グルング、スルルフへと各騎士団を移動させた。
 これは先月の皇帝オーラフ2世陛下の崩御の報を受け、喪に服す事で哀悼の意を示すとともに、同じく先月にエイヴ大族長から発せられたロホロホ防衛に対して、エイヴ戦線の建て直しを計るものである。
 しかし、エイヴは撤退する我が軍に対して追撃を敢行。これにより殿軍を買って出た紅玉騎士団第3師団と、支援の空晶騎士団第3師団に多大な損害が出たようである。
 この一時撤退の動きに、宮廷の一部から戦線縮小への働きかけも出たようだが、エイヴ戦役作戦司令部参謀長アドルフ・フュルスト・ドルンベルガー中将は即座に、戦線縮小の噂を否定。
「エイヴ殲滅とりわけロホロホ攻略は、皇帝オーラフ2世陛下より『絶対的かつ最優先』と命じられた勅令である。いかなる事があったとしても、それに変わりはなく、軍人としての任務を果たし、使命を達成せよとのお言葉である。このたびの撤退は戦術上のあくまで一時的なものであり、完全な撤退並びに休戦はありえない」
 と公式表明した。総参謀府ノイエターク・ブロッケングリッジ元帥もまた同じ発言を繰り返している。
 また、先月の菫青騎士団と天藍騎士団の作戦行動について、あろうことかエイヴに対して謝罪しようとする利敵行為の動きがあるという噂に関しても、「彼らは帝国軍人として恥ずべきことなく、正当に作戦行動に従事しただけである。戦線後方で自堕落に暮らし、戦場を知らぬ者は忘れがちのようだが、そもそもエイヴとは『ギガント戦役』より戦争状態が続いているのだ。帝国の勝利のために奮起する兵をおとしめ、あろうことか敵勢力に対して媚びへつらうような態度を見せる事こそ、恥ずべき姿ではないか」と一蹴した。
ジャンル:軍事
関連地域: 5.聖地一帯/6.東部エイヴ

帝国軍スペルシア侵攻、撃退される
発行元:ビスカス商会
 タルザニア帝国軍菫青騎士団飛燕師団第1・第3旅団(指揮官:ディアルト・へレス大佐)が帝国領スルルフよりエクシズ共和国領スペルシアへ侵攻を行った。
 かの「ギガント戦役」において、戦場にならなかったバレーゼ北部方面であるが、タルザニア軍によりついに戦場に組み込まれる事態に至った。
 今回の侵攻は、スペルシア軍に対する牽制ということで数千規模の軍勢しか動員されなかったため、ラザロ・カルナデス少佐らの活躍もあり共和国軍は撃退に成功した。
ジャンル:軍事
関連地域: 8.西バレーゼ地方


 タルザニア帝国
アルフヒルト皇女帝都入り 歓迎に沸く総参謀府!
皇女歓迎(画:美原海月/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:美原海月
登場キャラクター:アドルフィーネ・ヘルツォーク・グレーファツ/ショコラ・ベルティーニ/イリア・クロード/アルフヒルト・メンドーザ/レナード・マクバード
発行元:タルザニア帝国総参謀府
 この度、アルフヒルト・メンドーザ皇女殿下が、ロホロホにおいての特務任務を達成し、無事帝都シュヴェーデン入りを達成された。
 オーラフ2世陛下との養女手続きも完了した殿下を我々、タルザニア帝国軍総参謀府は参謀府前にて歓迎の宴を開催した。軍人たる我等は宴なるものについて不慣れなため、ささやかな宴であったが、殿下は好物の大蒜(にんにく)に公務を忘れ、しばしの休憩を味わえた模様。
ジャンル:政治
関連地域:12.シュヴェーデン

帝都にて暴動! 翡翠騎士団と住民が衝突
発行元:タルザニア帝国総参謀府
 先頃帝都シュヴェーデンにて発生した帝国臣民による暴動は、ついに翡翠騎士団との衝突を見る形となった。
 暴動を危惧した帝都長官シャルロッテ・デア・フォーゲルヴァイデ男爵夫人は、帝都暴動鎮圧を第一に考えて物資を安価に提供。さらにエクシズ大使ニコル・マクベスやメンドーザ大公領からも物資が送られた事から、帝国臣民の感情は和らいだかに見えた。
 だが、バルトロ神官アーデルハイト・フォルムは臣民と共に皇宮へと向かい、翡翠騎士団と対峙すると軍務尚書や帝国への批判を開始した。この時点で、翡翠騎士団帝都特殊警備隊は隊長であるマルガレーテ・フレイシアの命令により弾圧行動を起こす事はなかった。
 しかし、軍務尚書批判を名目にしたガブリロ・プリンチップの焼身自殺や覆面を付けた全裸少年の放尿による挑発は翡翠騎士団を怒らせるのに十分過ぎた。ここで雪花石膏騎士団と共に帝国総参謀府長ノイエターク・ブロッケングリッジ元帥が翡翠騎士団に加勢、臣民側に多大なる流血を強いる事になったが暴徒鎮圧に成功した。
 なお、バルトロ神官アーデルハイト・フォルムは指名手配、放尿して挑発を行った少年も帝都放逐処分を受ける形となった。
ジャンル:政治
関連地域: 12.シュヴェーデン

財務尚書代行決定! 帝国の行方は?
発行元:タルザニア帝国宮廷筋
 前財務尚書リゼット・ファン・オルセットの後任が決定した。
 財務尚書代行に立候補したのはメンドーザ大公領執政官兼メンドーザ家家宰ノリオ・アラリック、軍務尚書補佐官アルフレッド・オーギュの2名だった。ノリオ・アラリックは、王位継承権第1位アルフヒルト・アラリック皇女の政治基盤構築を見据えた立候補である事は想像に難くない。一方、アルフレッド・オーギュは政治混乱を引き起こした軍務尚書リィーン・サウル・ドレイク男爵の政治的地位回復の意味も込めつつ、白百合派牽制を考えた立候補である事が考えられる。
 ノリオを帝国総参謀府長ノイエターク・ブロッケングリッジ元帥が、アルフレッドを外務尚書マウリッツ・アクセル・ローウェン公爵が推薦して選考が難航を極める中、アルフレッドは思わぬ行動に出た。
 政策の最大議案であるアガーナ商会からの借金即時返済要求に対して、軍務尚書補佐官クリス・フォン・ブラウンを派遣。既にアガーナ商会との交渉を開始している事が判明したのだ。そして、クリスはアガーナ商会との交渉の結果、事実上の和解を勝ち取る事に成功。この交渉成功を受けて、新財務尚書はアルフレッド・オーギュに決定した。
 だが、外務尚書補佐官スクィード・フリッシュは今回の交渉を「外務尚書を差し置いての外交は遺憾である」として軍務尚書を批判している。この件に関して、外務尚書であるローウェン公爵は周囲の声とは裏腹に沈黙を守り続けている。
ジャンル:政治
関連地域: 12.シュヴェーデン

温泉のすごいうわさ
発行元:タルザニア事情筋
 なんかすごいことになってるらしいねえ。
 いや、ほら例のボイエ温泉の話なんだけどさ。
 温泉施設全焼でクーデター関与容疑が教団にかかったとか言ってたのがつい先月だけどさ、あれから聞こえてくる噂がなんだかもうすごいよ?
「怪我は治るがツキはなくす」「皇帝に逆らう者が訪れると破滅する」「前宰相の亡霊が出る」「幼女が口じゃ言えないようなサービスを」「女の人はみんな裸」「男がみんな裸」「女将も男の、漢天国」「この辺にしか生えない幻のにんにく料理が」
 もうなにがなにやら。誰が流した噂だかしらないけど、少しは脈絡つけろってばさ。
ジャンル:冒険
関連地域: 11.レジュアス

スラン=グルングにてロホセタン撃退
発行元:タルザニア帝国空晶騎士団筋
 今度のロホロホ攻略上において、スラン=グルングは補給維持ならびにエイヴの拠点ワハハの動きに対する警戒維持の2点において、重要な戦略拠点である。
 この戦略拠点に対して、スサハ=スサハで壊滅したはずのムレカ残党によるゲリラ活動が行なわれようとしていたらしい。エイヴ語で『ロホセタン(悪霊)』と名乗っていた残党だが、幸いにしてエリアル・クライヴェル中佐が率いる菫青騎士団飛燕師団第2旅団がロホロホ攻略戦からの一時撤退でスラン=グルングに立ち寄る途中で、これを捕捉。瞬く間に壊滅させた。
 エリアル中佐は、スラン=グルング周辺に居留する犀族に対して、反帝国運動を続けるムレカ残党をかくまっていないかどうか立入り調査まで申し出たが、我らが空晶騎士団大将にして領主たるアダン・ベイヤー子爵は、ロホロホ攻略戦での疲れを癒すよう説得。菫青に代わって、我が第2師団にエイヴ集落の調査を命じられた。犀族族長は協力的だったので幾つかの質疑で問題なく終わり、引き続き警戒態勢の維持に務めるだけである。
ジャンル:軍事
関連地域: 6.東部エイヴ

タルザニア帝国魔法・錬金術・機甲技術者養成校生徒募集開始
発行元:タルザニア帝国魔法・錬金術・機甲技術者養成校
本校では下記のように生徒を募集いたします。

機甲鍛冶課程 課程主任:魔鉱炉研究機関
必須科目
 機甲鍛冶:魔鉱炉研
 武具知識:魔鉱炉研
 戦闘操縦:魔鉱炉研

鎧錬金術師課程 課程主任:ニキータ・クルチャートフ
必須科目
 製造(機甲兵):ラファルツ
 錬金術:ラファルツ
 戦闘操縦:ラファルツ


魔法付与師課程 課程主任:皇立錬金術アカデミー
必須科目
 魔力付与:アカデミー
 魔法知識:アカデミー
 魔術/魔導/精霊いずれかの行使を一つ:アカデミー


薬師課程 課程主任:皇立錬金術アカデミー
必須科目
 植物知識:アカデミー
 錬金術:アカデミー
 動物知識:アカデミー

人形師課程 課程主任:トラス・ドリスキル
必須科目
 製造(マリオン):エリック・シュラスト
 錬金術:アカデミー
 操演:アカデミー

追加履修用科目
 鉱物知識:ラファルツ
 毒物知識:魔鉱炉研
 人体知識:アカデミー
 読解(古代語):アカデミー
 教育:ニキータ・クルチャートフ
 戦闘操演:アカデミー

入学資格
※入学不可の条件(原則なので、特段の事情がある時は個別に判断)
・扶養すべき家族(老親、配偶者、子、幼少の弟妹等)がいる者
・(女子の場合)妊婦
・30歳超の者
・犯罪歴のある者(恩赦で名誉回復を受けた者を除く)
(下記は生徒だけでなく、教職員採用にも適用する不可条件)
・タルザニア国籍を持たない者(但し大公領民は本国人と同等に扱う)
・魔法・魔法薬によっても完治不可で、かつ修学・就任が困難な程度の身体欠損・持病のある者。

※優先対象(適格者が定員を超過する場合、優先すべき対象)
・戦死者または公務殉職者の遺児(援助の一環として)
・魔法・魔法薬によって完治可能な身体欠損・持病のある者。特に傷痍軍人は最優先。(戦時における兵役不適格者の活用と、高度治療を施す事による忠誠心を期待して。合格後、直ちに治療を行う)
・瑛獣所有者(「戦闘操縦」受講に当たって、瑛獣支給が不要になるので)
・ラファルツ工房群、皇立アカデミー、魔鉱炉研、雪花石膏騎士団のいずれかが推薦した者

 入学希望者は、タルザニア領内各地の軍徴募施設、ラファルツ工房群、皇立アカデミー、及び本校において、願書を受け付ける。
ジャンル:開発
関連地域: 11.レジュアス地方

ファクトリー襲撃さる?
発行元:挙動不審な男
 ここだけの話だが、帝国アカデミーのファクトリーが、何者かに襲撃されたらしい。
 ここだけの話だが、どうやら襲撃した者は反帝国組織ペルソナ残党を名乗っていたらしい。
 ここだけの話だが、どうやら、ファクトリーの責任者は不在だったらしい。
 ここだけの話だが……な、何だ?
 あ、ああ、窓の凹に、窓の凹に……
ジャンル:開発
関連地域: 13.ギムリア

開かずの18号室、開く
発行元:エルロイの家こどもたち
 ずっとひらかなかった、18ごうしつのとびらがひらいたんだって。
 あけたのは、2号。じゃなかった、アイラ・ハイヴァシエル。
 え? 18ごうしつのなかに、なにがあったかって?
 それは、ね……あ、でも、それどころじゃなくて。
 ぼくらのもらわれていく先がどんどん決まって。みんな馬車にのりこんでってたよ。
ジャンル:開発
関連地域: 6.東部エイヴ


 ヘックランド
巡礼団、異界都市クトゥラ侵入
クトゥラ(画:犬井抹子/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:犬井抹子
発行元:クトゥラ調査会筋
 先月クトゥラ前に到達したクトゥラ巡礼団だが、異界都市クトゥラの実体化が完全では無かった為に、侵入の手段を求めての模索が続いていた。が、このほど無事に内部への侵入が可能になったとの報告が届いた。
 だが、しかし怪物や次元砲の存在など、あらゆる危険が去った訳ではない。また、聖地ロホロホで行われている『封印』との関係など、むしろ進む事自体が予測困難な未知の危険に満ちていると言えるだろう。
 彼等の行く手に、マトスの導きあらんことを!
ジャンル:冒険
関連地域:1.レアン周辺

荒れる円卓会議、今回も――次月再度開催へ
発行元:ヘックランド宮廷筋
 レアン王宮内にて、先月のタルザニア帝国との交渉決裂を踏まえ、今後のヘックランド全体の方針を決めるために、数ヶ月ぶりに大円卓会議が開催された。
 しかしここ一年内に開催された大円卓会議といえば、お世辞にも良い印象はない。毎回紛糾し、騒動が起きるのが通例になっている。
 そして今回も――とある若手貴族に言わせればまだ前回よりはましであるといったところであったが――その進行は荒れた。
 諸外国全てと通商を中心とした関係を結び戦争を回避したい穏健派貴族と、エクシズとタルザニアが開戦状態であることから、中立が許されないと、対タルザニア同盟を推進したい帯剣党が、相変わらずの平行線を見せたのである。
 結局、結果的には既に同意を得たフームーン問題とエクシズからの条約提案をもとに穏健派が押し切った形にはなったが、収まらない帯剣党は次月、再度の大円卓会議の開催を要求し、これが認められた。
 今月なんとか良好な関係を保てたかに見えるタルザニア・エクシズの両国からも、次月開催までに相反する要求が来ることも考えられる。
 いまだ混迷を極めるヘックランドの政情。来月にはどうなっているのか、その予測はつきそうもない。
ジャンル:政治
関連地域: 1.レアン周辺

マリオン武装変更への道
発行元:王立アカデミー広報部
 我が国においても、ドリスキル法なる技は広く一般の錬金術師にさえ浸透している。
「パパー、コップの取っ手が取れちゃったよう」
「よしよし、パパがドリスキル法で直してやろう」
と、日常的な修理にさえ使われるほどに。
 しかし、マリオン製造にそれが応用されることはなかった。
 ましてや、別々に作られた身体の部位を後で一つにくっつけるなどという使われ方はされていなかった――そんな作られ方をする彫刻があるだろうか。彫刻とは一つの木の塊、石の塊から形を彫り上げるものである――。
 だが、ここに軍事面から見た場合、マリオンの運用に新たな道が拓けつつあることもまた事実である。
 マリオンの武装の変更という新しい道が。
ジャンル:開発
関連地域: 1.レアン周辺


 エイヴ諸部族
収容所襲撃
収容所襲撃(画:美原海月/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:美原海月
発行元:雁族情報筋
 タルザニア帝国のどこかにある幼児収容所が何者かによって襲われ、捕らわれていた子供達がエイヴのテリトリーに逃げ出して来るという事件が起こった。
 ブランサビット湖に逃げ込んだ子供達の証言で明らかになった。
 犯人達は男性三人、女性二人の五人組で、「反帝国組織」を名乗っており、先頃帝国の手により壊滅させられた「ペルソナ」の残党であると思われる。
 犯人らはまた、施設を破壊し、施設内に飼われていた多数のルージョンや研究資料も持ち出した模様。
 それらがもたらされれば、帝国との戦いも有利に運ぶことができるかもしれないが……なにせ犯人らは正体不明の集団である。エイヴにも被害をもたらすかもしれないと、周辺部族に警戒を呼びかける方針である。
ジャンル:冒険
関連地域:5.聖地一帯

エクシズ・エイブ協約締結
発行元:笛雁族〈優しき五つ〉
我がエイヴとエクシズ共和国との間に、『エクシズ・エイヴ協約』が締結された。
エイヴが国家として歩むための、これは、大切な第一歩である。

エクシズ・エイヴ協約
エクシズ・エイヴは偏(ひとえ)に平和的共存を希求し国際的通商の発展を望むために以下の協定を結ぶ
第1条
 エクシズ・エイヴは双方域内において双方の経済的権益を互いに尊重し、属する民の生命財産を尊重しいかなる事態に置いてもこれを侵害しない事を約す。
第2条
 エクシズ・エイヴの一方が上記各自の利益を防護する上に於いて列国と戦端を開くに至りたる時は、他の一方の締約国は厳正中立を守る事を約す。
第3条
 両締約国は孰れも他の一方と協議を経ずして他国と上記の利益を害すべき別約を為さざるべきことを約定す。
第4条
 エクシズ・エイヴに於いて上記の利益が危殆に迫れりと認むる時は、両国政府は相互に十分且つ隔意無く通告すべし。
第5条
 本協約は調印の日より直ちに実施し、該期日より五ヶ年間効力を有するものとす。若し右五ヶ年間の終了に至る12ヶ月前に締約国の孰れよりも本協約を廃止するの意思を通告せざるときは、本協約は一方が廃棄の意思を表示したる当日より1ヵ年の終了に至る迄は引き続き効力を有するものとす。
ジャンル:政治・軍事
関連地域: 4.ムルカット一帯

全国的にシナール大発生
発行元:雁族商人筋
 おいおい、聞いたか? 月の終わり頃から始まった不思議な出来事を。
 そうだ。絵に書かれた〈幻の光〉が、絵から抜け出て遊び回っているって言う話。
 それも、世界のあちこちで。
 いや、本当なんだって。ウチの店にあった似姿も、いつの間にかぽっかりと〈幻の光〉の部分が抜け出て、背景しか残ってないんだってばよ。
 誰がそんな手の込んだ悪戯するよ。違うって、未完成の絵を売りつけようってー話じゃないんだ。
 だって、ほら、今……お前の後ろを〈幻の光〉が横切っていったぞ?
ジャンル:冒険
関連地域:5.聖地一帯

バグデタ発見される、戦の象徴再び
発行元:亀族戦士筋
 10年前の大きな戦いで、帝国の奴らに恐れられた竜族大族長〈黒夜士〉の獣騎、エイヴの守護神とも謳われた巨竜バグデタが、ブランサビット湖で発見された
 とはいえ、バグデタが戦場で怖れられたのは10年前の話。随分な昔のことだから、当然、このたび見つかったバグデタは、その竜ではない。だが、幼体といえども成体なみの力強さと巨体さを持つバグデタは、竜族だけでなくエイヴ全体の戦いにおいて勝利の象徴となってくれるだろう。
 バグデタは確かに嬉しそうに鳴くと、竜族の《ドゥア》に導かれていったよ。
ジャンル:軍事
関連地域:6.東部エイヴ


 エクシズ共和国
怒声、オルセオロ元首辞任!
臨時元首はランドール財務省委員長!
怒号の議会(画:海石真冴/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:海石真冴
発行元:エクシズ議会筋
 7月末、エクシズ共和国議会を怒声の嵐が襲った。事の発端は議会開始前に行われたルッチラ・ネハ・ヴィーア・スフォルツァ議長、カルロ・オルセオロ元首、カペサ・カンディレホ外務省委員長の会談である。この会談では、今回議会の議事運営が話し合われたが、「弾劾法案と元首弾劾は国家の大事であり、最優先される」とするカンディレホ議員と、それを拒否するオルセオロ元首の間で激しいやりとりが行われた。結局、スフォルツァ議長は円滑な議事運営を行うためとして、カンディレホ議員の要求を拒否した。
 いざ開かれた議会で、まずオルセオロ元首が発言を求め、これをスフォルツァ議長が認め、前代未聞の元首辞任が行われた。
 だがカンディレホ派を筆頭として、カンパネラ家、ママドリア家、エクシズ家等に属する議員は一斉に起立し、怒声を元首にぶつけた。このため議会は怒声の嵐に包まれ、有終の美を飾るべきオルセオロ元首の辞任演説は、一切かき消され、記録官すら聞き取ることが出来なかった。
 この事態に、スフォルツァ議長は一時閉会を宣言。結局議会は、三時間ほど経ってから再開される事となった。
 そして再開された議会では、再度の混乱が待ち受けていた。元首辞任に伴う暫定元首は、スフォルツァ議長などが有力視されていたが、五人委員会がこれを拒否。閣議次席のレギオン・ネハ・ヴィーアバレーゼ総督も、議長の夫である事から拒否し、ラル・ランドール財務省委員長を指名した。また同時に、スフォルツァ議長の元首立候補に五人委員会除名等の複数条件を提示、議長の動向に注目が集まっている。
 だが、今回の議会はこれだけでは終わらなかった。閉会直前、オルセオロ前元首が壇上に立ち、次回元首選挙への出馬を表明。議会は結局、最後まで怒声に包まれる事になった。
ジャンル:政治
関連地域: 10.ラグーン

アガーナ商会、帝国との和解で合意
発行元:アガーナ商会公式発表
 我がアガーナ商会に対し、工作員活動や価格操作を行ってきたタルザニア帝国だが、この度、財務尚書代行からの使者として軍務尚書補佐官クリス・フォン・ブラウンが本社を訪問し、正式に謝罪を行った。
 会談により商会とタルザニア帝国は、商会への負債の『早期返済計画』、『街道整備計画への参入』、『帝国内の経済活動の保証』で合意、正式に和解となった。
 商会各支社では、今回の合意によりバレナ占領地等での安全な商業活動が保証されたとして、歓迎ムードが高まっている。
 またナバタ・ビッタ会長は、クリス補佐官に対して、ルージョン技術等の売却などによる負債の減額なども提案した。
 尚、今回の合意により商会は、エクシズ家より提案を遺憾ながら拒否している。
ジャンル:政治
関連地域:10.ラグーン

闇社会抗争は終幕へ 盗賊ギルドが仲立ち
発行元:20区フーテイノー・ヤーカラ亭の噂
 なんだおめぇ、まだ酔っ払ってやがんのか?
 ああそう言えばさっき暴れて出てったティアマトとかいう奴、ガーディを殺したのは自分だとか訳わかんないこと言ってたな。
 そのガーディ一家の跡目は、五人衆のロザリア・クレメントが引き継いで一家を立て直すそうな。あの小股の切れ上がった姐さんよ、いっぺんお願いしてみてぇもんだ……で、早々に盗賊ギルドに頭を下げに行ったもんだから、これで一気に悪者は《ブロイゼルの人魚姫》ってことになっちまった。
 うまいことやったもんだねぇ……ま、これでちったぁ落ち着いて好きな酒も飲めるってもんだ。
 え、なに? 海賊の親玉の娘っ子がまだ生きてたって? しかもギルドを敵に回した豹牙団とかの連中と一緒だと?
 それじゃまだまだ、もう一荒れ来るかぁ……?
ジャンル:冒険
関連地域:10.ラグーン

国防軍より集団脱走発生
発行元:ビスカス商会
 ムギール防衛作戦令に従事中の第2軍団により、α特務部隊を中心とした一団が兵器持ち出しを含む集団脱走を図ったことが共和国国防軍元帥府から発表された。なお、α特務部隊はアテナ・ロサキ総参謀長により解体、δ特務部隊として再編が進められている。
 首謀者は、ブルーリーフ元少佐、テュール・ケレスファン元中尉、ロバート・ノイス元中尉ら。元タルザニア帝国軍脱走兵が多いことから、これにより帝国からの亡命兵への風当たりも強くなることが予想される。
 α特務部隊を応援していた旧ムギール駐屯軍軍団長アチュート・モルビン少将はこの事態に遺憾の意を強く表している。
ジャンル:軍事
関連地域: 8.バレーゼ西部

初代エクシズ公、『アート・エクシズ』の遺産発見か?
発行元:金の羊探検団
 ランドウ商会のイルム・ランドウ会長から驚くべき発表があった。
 『金の羊探険団』が、今まで出自不明、「海から来た男」等と呼ばれていたアート・エクシズ公の遺産らしきものを発見したらしいのだ。
 はっきりとした場所は不明であるが、遺産が発見されたのが海である事は間違いない。もし、その場所がエクシズ公縁の場所であれば、今まで謎であった公の出自の謎を解く有力な手掛かりの一つになるであろう。
 しかし、タルザニア帝国との戦端が開かれた今、このような貴重な学術的発見がおろそかにされうる事は容易に想像できる。
 願わくば、この発見が戦争終了後に国民の記憶に残っている事と、探険団の無事な帰港を祈る。
ジャンル:冒険
関連地域: 10.ラグーン

新型フレーム続々と開発開始
発行元:アガーナ商会広報部
 エクシズ共和国がタルザニア帝国との戦いを開始した現在、アガーナ商会では新型機『マリアンジュ』の生産を急ピッチで進めています。
 また、新しいコンセプトに基づいた新型フレームの開発も次々に開始されました。
 詳細は企業秘密のために明かせませんが、水中用フレーム、水上用フレーム、地中用フレーム、空中用フレーム、山岳用フレーム、防御重視フレーム、攻撃重視フレーム等、様々な腹案があるそうです。
 アガーナ商会では今後もお客様のご要望にお応えして、様々な商品をご用意させていただきたいと思っております。
 今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
ジャンル:開発
関連地域: 10.ラグーン


 東バレーゼ地方
オーラフ2世は生きていた? ピエリア要塞で目撃の怪報告
オーラフ2世?(画:美原海月/瑛勇幻装曲実行委員会)
画:美原海月
発行元:タルザニア帝国宮廷筋
 このたびバレーゼ地方のメンドーザ大公領ピエリア要塞から、まこと奇妙な風聞が帝都に伝わって来ている。事もあろうに、先月の暗殺事件により崩御された先代皇帝オーラフ2世陛下が、彼の地に姿を見せたという物である。
 他人の空似という声と共に、本人と寸分違わぬ威厳を備えた御姿だったというまことしやかな噂も多く、それを裏付けるかのように、マウリッツ・アクセル・ローウェン公爵からも陛下存命の報告が届いた。
 相次ぐ奇報に、現在帝都シュヴェーデンの宮廷内は混乱の極みにある。
ジャンル:冒険
関連地域:9.バレーゼ東部

急襲! エクシズ軍補給線破壊
発行元:タルザニア軍対エクシズ参謀府筋
 デービッド・ヨルゲンセン少将(※)指揮によるタルザニア帝国軍辺境軍第1師団は、マードコアシティへの侵攻を企てるエクシズ共和国国防軍に対し、痛烈な一撃を与えることに成功した。
 シグリア・グレンノート少佐の騎兵部隊、バハムート・グーン准尉らの重装歩兵部隊によりエクシズ軍兵站を守備する第407旅団旅団長ドミンゴ・フェルナンデスの首級をあげることに成功した。なお、戦いは激しいものであり、グレンノート少佐も戦死を遂げている。
 これにより、エクシズ軍の侵攻は一時停滞。これにより、マードコアシティ防衛に参加する辺境軍第2師団、菫青騎士団雷鳴師団の体制立て直しの時間を得ることができた。
ジャンル:軍事
関連地域:9.バレーゼ東部

ニザーム海賊に襲われる
発行元:ニザームの噂
 ニザーム総督ベアトリーチェのおかげでタルザニア軍の侵攻は避けられたと思っていたんだけれど、どうもそれだけでニザームに平穏が戻ってはこなかったようで。
 どうもことの起こりはトラス一家みたいなんだなぁ。タルザニアに私掠船団として認められる過程で、敵を作ったらしく、おかげでとばっちりを受けてニザームが襲われたって話だ。どこまでほんとうのことだかわからねぇけどな。
 総督が雇った傭兵団のおかげで海賊の襲撃も港の半分の犠牲で済んだ。総督様々だぜ。
ジャンル:政治、軍事
関連地域:14.ニザーム

新型機甲兵『黒剣』完成!
発行元:ピエリア要塞の噂
 メンドーザ大公領、ホセ・メンドーザ機甲兵学校にて開発が続けられていた新型骨格がついに完成した。
 その名も『黒式剣型骨格改』。
 この黒式剣型骨格改に自力生産が可能になった黒式装甲を装備し、新型機甲への試作機も作成された。
 この『黒剣』は従来の黒シリーズとは一線を画した機体であり、開発者であり機甲兵学校の副校長であるレディン・カルロス・メンドーザは完成に際し「三ヶ月早く完成していたらエクシズ軍に敗北する事は無かったでしょう……!」との言葉を残した。また、機甲兵学校監察官であるシルヴィス・ルクス・メア博士は『黒剣』の性能に関し、次のように評した。
「軽量機並の操作性の良さ=命中率と、重量機並の攻撃力。防御面に若干の不安があるけれど、攻撃特化型として設計したフレームの特性も良くできているし、かなり出来は良いんじゃないかしら。悔しいけど、黒槌なんかよりよっぽど使えそうよね」
ジャンル:開発
関連地域:9.バレーゼ東部

 デービッド・ヨルゲンセン少将を「准将」と表記しておりましたが、「少将」が正しい表記です。謹んでお詫びするとともに訂正させていただきます(2004/08/21)。




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